【外壁塗装は雨の日にもできるの?】
2016年01月09日(土)
あなたのお家の屋根・外壁のお悩み解決します。 福岡県宗像市の塗装会社 プロタイムズ福岡北店 ㈱フクモト工業 代表の福本です。
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1.雨が降った場合の塗装工事への影響
雨の日に外壁塗装工事を行うと、塗料の品質にどのような影響があるのか、雨が降ると工事の日程はどうなるのかといった塗装工事でよくある雨に関するご質問にお答えします。
1-1基本的には雨の日に外壁塗装工事はできない
雨の日でも外壁塗装工事ができるのかというと、基本的に雨の日には外壁塗装工事はできません。
国土交通省公共建築工事標準仕様書や塗料メーカーのカタログに
「気温5度以下、湿度85%以上の場合は塗装を避けてください。」という記載があります。
なぜ湿度が85%以上の場合、塗装を避けなければいけないのでしょうか?
それは、湿度が85%以上だと塗料に雨や結露などの不純物が混ざってしまい変色や塗膜の形成不良などを起こす可能性があるからです。
また、「外部の塗装は,降雨のおそれのある場合には,原則として,行わない。」
外壁塗装工事に水性の塗料が使われることが多いという点も雨の日に塗装工事ができない理由の一つです。
湿度の高い雨の日は、直接雨にあたらずに塗装作業ができても、塗料が乾燥しにくいという問題点があります。作業効率、塗装の仕上がりともに悪くなってしまいます。
塗料が油性の場合でも、塗装した部分に雨があたってしまうと、工事をやり直さなければいけません。
1-2. 途中で雨が降った場合の塗装工事への影響
途中で雨が降ってしまうと塗装工事の品質が落ちたり、さまざまな影響がでる可能性があります。
例えば
・塗料が雨で流れてしまう。
・塗膜剥離やひび割れなどの劣化が起こる可能性がある。
・塗料に雨が落ち、まだらな仕上がりになる。
・光沢が低下する。
というような問題が出てくる可能性があります。
また、工事の途中で雨が降ってきてしまった
・塗料が流れてしまった。 ⇒ 流れた塗膜を見切りの良いところまで除去して再塗装
・光沢(ツヤ)が低くなった、またはツヤむらになった。 ⇒ 上から再塗装
・塗料が水を吸って膨れてしまった。 ⇒ 膨れた塗膜を見切りの良いところまで除去し再塗装
という不具合が生じ、再塗装をしなければならなくなったということになります。
※湿度85%以上の時、雨が降りそうな時は工事は中止になります。
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