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宗像市、福津市、古賀市中心に塗装工事を行っております、宗像市、福津市の塗装会社
株式会社フクモト工業
プロタイムズ福岡北店
プロタイムズ福津店
の福本です。
みなさんこんにちは!
本日は石綿事前調査についてのお話をさせていただきます。
私たちは「お客様の大切なお住まいを守る」という使命のもと、日々、外壁塗装や屋根塗装、リフォーム工事に取り組んでおります。
今回は、お客様からもご質問の多い「石綿(アスベスト)事前調査」について、なぜ必要なのか、またどのような場合に調査が義務づけられているのかを、わかりやすくブログをまとめました。
是非ご覧下さい。
そもそも石綿(アスベスト)とは?
石綿とは、天然に産出する繊維状の鉱物で、耐熱性・絶縁性・耐摩耗性に優れ、昭和期の建築資材に広く使用されてきました。
特に1990年以前に建築された住宅・アパート・工場・倉庫などの建物では、外壁材や屋根材、軒天、下地材などに石綿が含まれているケースが多く見受けられます。
しかし、石綿の繊維は極めて細かく、空気中に飛散すると呼吸によって肺に取り込まれ、肺がんや中皮腫、石綿肺といった深刻な健康被害をもたらすことが社会問題となりました。
2022年4月から、大気汚染防止法の改正により、建築物の解体やリフォーム、塗装工事の際には、事前に対象建材に石綿が含まれていないかを調査し、その結果を都道府県へ報告することが義務化されました。
ここで見落とされがちなのが、「外壁塗装も対象となる」という点です。
塗装工事は表面を塗り替えるだけのように思われますが、実際には下地処理の過程で旧塗膜の剥離や洗浄を行うことがあります。
この際、もし既存の塗膜や基材に石綿が含まれていれば、作業中に石綿が飛散するリスクがあるのです。
私たちフクモト工業では、すべての塗装工事において、
事前に石綿含有の可能性があるかをチェックし、必要に応じて「石綿含有建材調査者」の資格を有する専門調査員が調査を実施しています。
石綿作業主任者は4名取得しておりますが、調査者の資格は私が保有しております。

これは、お客様・ご近所の皆さま・そして自社の職人たちの安全を守るためです。
また、きちんと法に則った調査と報告を行うことで、将来的なトラブルや行政指導を未然に防ぐことにもつながります。
以下の条件に当てはまる工事は、石綿事前調査を行う必要があります。
【1】着工前に80㎡以上の外壁を塗装する場合
これは一般住宅の外壁全面塗装であれば、ほぼ該当します。(150〜200平米の外壁が多いです。)
【2】塗装前に高圧洗浄やケレン(削り)作業を行う場合
作業時に既存の塗膜や建材が削れ、飛散の可能性があるため調査が必須です。
【3】2006年(平成18年)以前に建てられた建物
石綿の使用禁止以前の建物には、石綿含有の建材が使われている可能性が高いため、注意が必要です。
調査結果の報告義務も
調査を行っただけでなく、その結果を「石綿事前調査結果報告書」として福岡県に提出することが義務付けられています
(原則、工事着工の14日前まで)。
これを怠ると、罰金や行政処分の対象となることもあります。
残念ながら、未だに一部の業者では石綿調査を行わないまま、塗装工事を進めてしまうケースもあるようです。
そのため、外壁塗装をご検討の際は、ぜひ「石綿事前調査をきちんと行ってくれるか?」を業者選びのひとつの判断基準にしていただければと思います。
フクモト工業では、次のような体制を整えています。
- 石綿含有建材調査者の有資格者が在籍
- 調査から報告書提出までワンストップ対応
- 調査結果をもとに適切な工法・安全対策を立案
- お客様への丁寧な説明と報告書の共有
宗像市・福津市・古賀市など、地域密着だからこそ、安心・誠実な対応を心がけています。
外壁塗装は見た目を美しくするだけでなく、建物を雨風や紫外線から守る「住まいのメンテナンス工事」です。
その大切な工事を、安全・安心に進めるためにも、「石綿事前調査」は決して軽視できない重要な工程です。
フクモト工業では、宗像市、福津市、古賀市の地域の皆さまの安心を守るため、法令遵守と高品質な工事を両立しながら、今後もまごころを込めて施工してまいります。
どうぞご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら
株式会社フクモト工業
TEL:0120-041-075

宗像市自由ヶ丘11-22-3
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